求める人材

金子商会が採用に関してどのような方を求めているか、ポイントを整理してお伝えしています。
当社にはまず経営理念があります。それに同意していただくということがまずは第一です。

経営理念に同意できない方はそもそも金子商会で働こうとは考えないでしょう。
その上で3つの柱となる
「いますぐ」金子商会
「たよれる」金子商会
「やくだつ」金子商会
経営理念に沿って日々の営業活動をおこなっていくことが私たちが働く目的となっています。

私たちは、こういう方を求めています。

求める人材としては「優しい人」「素直な人」あるいは「コミュニケーション能力がある人」などがよく挙げられます。いずれも誰かと仕事をしていく上で大事なものですが、では「具体的にどうなんだろう」というところに欠けているところがあります。これではなんとなく面接の上手い人ばかりが採用されてしまうことになります。
 ここでは私たちが採用に関してどのような方を求めているかについてポイントを整理しておきます。
 「これは自分にあてはまるかも」と感じた方はどうぞご連絡ください。

行動が素早く積極的

 金子商会では、より素早い配達サービスを実践するために、チームワークをなによりも大事にしています。どれほど優秀な人であっても個人が対応できる範囲には限界があります。だからこそチームや組織というものが求められます。チームで仕事を達成するからこそ、会社が一体となって達成するからこそ達成感も人一倍大きなものになります。
 自分にやるべきタスクをこなすというのは、ある意味では当たり前のことです。やるべきことすらできない状態でお客様の現場での段取や効率の向上についてまで頭を回すことは出来ないでしょう。同時に「自分のやるべきことさえすればいい」という発想ではいつまでもチームをしての仕事にはなりません。チームで仕事をするときには、個人と個人を結びつける線をいかに確固たるものにしていくかが重要になります。誰しも信頼できない人と仕事をしたいとは思わないでしょう。
 こういった信頼は、自分で声をかけていかないとうまくいきません。自分の仕事をきっちりやれば自然に成熟していくものでもありません。周囲で困っている人がいたら「ちょっと手伝いましょうか」と自然に言える人こそビジネスパーソンとして理想ではないでしょうか。少なくとも金子商会ではそのように考えています。
 もちろん経験がない人がいきなりベテランに「手伝いましょうか」といってもなかなか手伝えることはできないでしょう。でもちょっとした作業や調べ物であればサポートできるかもしれません。「自分がやりましょうか?」とまずは自分から積極的行動する。そういうスピード感が大事だと考えます。
 信頼構築の上で大事なのは、「声をかけてもらえた」という経験を重ねることです。そこから相互の理解が進んでいくのでしょう。

自分の失敗を前向きに語ることができる人

 誰だって失敗は避けたいものです。それでも失敗するのが人間というものです。失敗や挫折は、なにかに挑戦したからこそ味わうものです。そもそも挑戦しない人には失敗も挫折もないでしょう。
 これまでの経験からして失敗などを経験したからこそ誰かに優しくなることができます。その他社に対する優しさこそ金子商会に必要なものです。

 人は失敗からなにかを学ぶことができる存在です。むしろ失敗して初めて学ぶことができる言っても間違いないでしょう。失敗を失敗だけで終わらせるのはあまりにもったいない。失敗からなにかひとつでも学ぶことができれば、それはあなたにとっての「成長」にほかなりません。さらに学んだことを誰かに表現することができたら誰かが悩むのを救うことができるでしょう。

 金子商会にしても数え切れないほどの失敗をしてきています。失敗を積み重ねて自分たちでできる範囲で改善してきた結果が今の金子商会です。失敗を恐れ恥ずかしいものだと隠していたらいつまでも同じところにとどまってしまいます。失敗を受け入れ前向きに語ることができれば、目の前には新しい世界が広がります。そして前向きに語ることができる人こそ「強く頼れる人」になることができます。

地道にコツコツ仕事を続けることができる人

 クリエイティブとかイノベーティブという言葉は響きがかっこいいですよね。キラキラしていてドラマやドキュメンタリーなんかで見かけると「こういう仕事がしたい」とか思ってしまいますね。ですが実際の仕事というものは大半がルーティン(単純作業の繰り返し)で地味なものばかりです。AIやRPAなどが声高に言われますがやはり「定型化された人間による作業」というものはたくさんあります。
 金子商会の仕事は、決して華やかなものではありません。会社内での作業の95%以上は、定型的で地味なものです。ですが定型的で地味な部分をきちんと処理できるかが会社のブランドに直結します。定型的な部分がしっかりスピーディーに処理できるからこそ残りのクリエイティブな部分に時間を投じることが出来ます。
 地道にコツコツして何かをやりきる能力というのはあらゆる仕事に必要な能力なのです。英語でGRITと書くのですが翻訳すると「度胸」「闘志」というふうな意味もあることに気が付きます。でも地味ですし短い期間で見極められることでもなく、採用するための基準としては測るのがとても困難なものでもあります。
 それでもあえて強く言いたいのです。「コツコツを積み重ねる努力をいとわない」そんな方を求めています。

仕事を成長の機会として位置づけられる人

 仕事の目的は、なにより暮らしていくための金銭を得るということ。いくら立派な理念を経営者が語っても、十分な賃金がなければ暮らしていけません。事業を展開して賃金を支払うことは、経営者として絶対に達成しなければいけない義務なのです。
 ですが、仕事を単に生活費を得るためだけのものと位置付けるのはもったいないと考えます。人生において仕事の占める割合は、けっして低いものではありません。会社では、仕事は自分の人格的成長を実現するための機会として位置づけてもらうようにしています。
 これは決して長時間労働をしましょうと言っているわけではありません。むしろ会社ではできるだけ定時に退勤することを推奨しています。短い時間で仕事を処理することが人事評価の対象になります。

 仕事をたんに賃金をえるための機会とするのではなく、仕事を通じて「人生を豊かにする」という意識をもってほしいと願っています。そういった意識があるかないかで仕事に対するモチベーションは大きく違ってきます。仕事を通じてなにか興味あることに触れたら、さらに自分で深く追求してみる。そうすると世界の見方が違ってくるものです。そういう好奇心の積み重ねが人格を形成していくものと考えます。

「所作が美しく丁寧」な人

 和顔愛語、自分の機嫌は自分でとる。所作が美しく丁寧であること
乱暴な言葉遣いや、傲慢な態度、横柄なふるまい、おごりたかぶって人を見下す態度は
飲食店でウエイターに向かって
「兄ちゃん、水!」といような偉そうな態度をする人、人の仕事に敬意を払えない人とは、正直一緒に働きたくないです。
お店の人に「いそがしいところすみません。お冷もらえますか?」とにこやかに言える人であれば自分自身の仕事にも、敬意を払って誇りをもって働くことができると考えています。